日本で使えるようになったSpotify歴2年だけど無料プランはオススメできない!?
※2016年11月11日最終更新
ついにSpotifyが正式に日本で使えるようになった!
日本上陸の噂が出てから2年くらい経ちましたが、やっとSpotifyが日本上陸を発表しました。
登録曲数4000万曲以上のモンスターアプリ、その実力はすでに海外でのユーザー数1億人以上という数字が証明しています。
Spotifyならずーっと無料!
プランはこれまでどおりの「Free(無料プラン)」「Premium(有料プラン)」の2種類。無料プランはスマホでは何曲かおきに広告が入り、シャッフル再生縛り。有料プランでは縛りや広告がなくなり、高音質に。このあたりはこれまで通りです。
30日間無料とか、サビだけ無料などではなく、再生順の制限と、たまに広告が入るだけで、ずーっと無料で聴けます。アルバムの再生やプレイリストが作れる分、インターネットラジオよりも断然おすすめです!
現在(2016年9月29日)は招待制になっていて、下記のページからエントリーコードをリクエストできます。
実はSpotifyは日本でもつかえた?!
知っている人は知っていたことですが、Spotifyはどうにかすれば日本でもアプリをインストールすることができ、海外からの旅行客と同様に、2週間の制限付きで、日本でもアプリを使うことができました。もし日本に旅行に来た外国人が日本でSpotifyを使えなかったらがっかりですからね。
そういうわけで、私はふだん邦楽をほとんど聴きませんから、2年くらい前から、音楽を聴くときはもっぱらSpotifyを使っていました。
邦楽は聴けるの?曲数は?
Spotifyなら、ワンオクもBABYMETALもPerfumeもきゃりぱみゅもももクロも、ずーっと無料で聴けます!
海外進出しているアーティストを中心に聴くことができます。
例えば、
- ONE OK ROCK
- BABYMETAL
- Perfume
- きゃりーぱみゅぱみゅ
- ももいろクローバーZ
- capsule
- RADWIMPS
- VAMPS
さらに毎日どんどん邦楽アーティストが追加されています。
- EXILE
- AAA
- Crystal Kay
- ももいろクローバーZ
- SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)
- ケツメイシ
ちなみにFantômeが話題の宇多田ヒカルは、UTADA名義のアルバム2枚がラインナップされています。
ざっと探した感じで、このあたりが見つかりました。めちゃくちゃ増えています。去年まではONE OK ROCKの「35xxxv」くらいしかなかったですからw
いま探してみると、例えばONE OK ROCKだと全アルバムが追加されていて、人気の「Wherever You Are」なんかも聴くことができます。ただし、無料プランだとシャッフルになってしまうので、プレイリストをサクッと作って聴くのがおすすめです。
他にもまだまだ、関連アーティストからサクサク探していくことができます。今後もおそらく増えていくと思います。
案外、期待できます。
さっそくiPhoneでSpotifyにログインしてみた!
iPhoneをみると、Spotifyアプリの更新が来ていたので、さっそくアップデートしてログインしてみました。じつはSpotifyを起動するのは1ヶ月ぶりくらいです。
気づいたことは、たぶんUIが変わっていました。
最近のUIの流れですが、よりミニマルで色彩を落としてアルバムジャケットを前面に出すデザインになり、直感的にプレイリストやアーティストを探しやすくなっていました。
プレイリストを再生すると、4,5曲再生したところで、これまでどおり広告が入ります。
私が気になっていたのは、この広告でした。
私がSpotifyの無料プランをおすすめしない理由
広告がうるさい!
※2016年11月11日
広告も断然良くなりました。日本公開前は片言の日本語の意味不明の広告が大音量で流れていたのですが、日本公開後は、アーティストやNetflixの広告が流れることが多く、ラジオを聞いているのとあまり変わりません。無料プランのストレスがかなり軽減されました。以下は、公開時に買いたレビューです。
この1点です。最近のSpotifyの広告は、とにかくうるさく耳障りなのです。べつに広告が入ること自体に不満はありません。無料ですから。ラジオを聞いていたって、当然CMは入ります。
ただ、ここ半年くらいのSpotifyの広告は、音量が大きく、センスのないBGMがかならず入ってくるのです。せっかく自分の好きな曲ばかりのプレイリストを聞いているのに、突然ボリュームが上がり、割り込んでくる4つ打ちのダサい曲。ダサいんです。とにかくダサい。気分は台無しです。これはここ半年くらいで顕著にひどくなった気がします。
この広告が自然に耳に入ってくるようなものでないと、広告として効果があるとは思えませんし、「よし!課金してやろう」という気にはならないのではないでしょうか。
※2016年10月追記 - 広告の出方が変わってきました
無料プランの場合、30秒の広告を見ると30分間、広告なしで連続再生できるようになりました。広告もかなり見やすいものになったので、以前のように広告がストレスになる印象はだいぶ薄れました。いろいろと改善されているようで、今後が楽しみです。
※2016年11月追記 - 国別TOP50チャートに日本が追加された
国別の再生数ランキングに日本のTOP50チャートが追加されました。現在は洋楽中心ですが、リリースされたばかりのケツメイシや、ONE OK ROCKのWherever you areなどが洋楽に混じってランクインしています。邦楽もどんどん追加されてきているので、段々と日本らしいランキングになっていくと思います。
Premiumプランならほんとにオススメ!
私はApple MusicやAWA、LINEなどの「聴き放題サービス」に課金するほどは音楽を聴かないので、もっぱらSpotify無料プランと、Amazonプライムのおまけで付いてきたAmazonミュージックを使っていますが、広告が入らないのであれば、Spotifyは本当におすすめです。
曲数が多い!
邦楽がどうなるのか、というのが日本で成功するか否かのポイントにはなってくると思いますが、邦楽をあまり聴かない人にとって、Spotifyの曲数は無限に近く感じます。
例えば、ユーザーの嗜好に応じてアーティストをレコメンドしてくれる「Browse」で出会った「Alex Cuba」などは、このアプリではないと絶対に聴く機会はなかったと思います。天気のいい日に聴くと最高に気持ちが良いです。
プレイリストのセンスがいい!
ふだん私はAmazonプライムミュージックとSpotifyを併用していますが、Amazonプライムミュージックはめちゃくちゃ曲が少ないです。まともな邦楽はほとんどありませんし、洋楽もおよそ聴きたいような最近の曲は出てきません。そんなコンテンツで作ったプレイリストですから、ベタなものを寄せ集めただけだったり、垢抜けていなかったり、また未知の良曲と出会うなどということは、これまで一度もありません。
さらに、キュレーターの実力の違いも歴然です。これは実際にアプリを使ってみないとわからないことですが、Spotifyは、本当に音楽が好きな人が、世界中のユーザーに向けてキュレーションしていることが実感できます。
Spotifyにはがんばってほしい!
課金していない私が言うのも何ですが、Spotifyは本当に素晴らしいアプリだと思います。ただ、その素晴らしさを台無しにするインパクトが、Freeプランの広告にはあります。じつは、2年くらい前までは、Freeプランでも広告は入らなかったんです。この時期に毎日Spotifyを使っていたので、私にとって正式上陸は待ちに待ったものでした。
わたしが課金しなかった理由のひとつに、インストールした経緯のせいで課金が不安だった(方法がよくわからなかった)というのがあります。なんだかんだ言いましたが、具合が良さそうであれば、記念課金のつもりでPremiumにするつもりです。
Spotifyは、ぜひプレミアムで使ってみることをおすすめします。
Finally(Blu-ray Disc付)(スマプラ対応)
- アーティスト: 安室奈美恵
- 出版社/メーカー: Dimension Point
- 発売日: 2017/11/08
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