プロもオススメのコーヒーミル「Russell Hobbs (ラッセルホブス) コーヒーグラインダー」購入レビュー
私がRussell Hobbs (ラッセルホブス) コーヒーグラインダーに決めた理由
10年くらい使っていたコーヒーミルが壊れてしまい、Amazonで売れているものの中から検討して購入することにしました。
手挽きタイプは雰囲気はいいのですが、毎日のことだと面倒なので選外とし、電動でコンパクトで安価で信頼のおける物、と絞っていくと、すんなり3つに絞られました。
Melitta(メリタ) 電動 コーヒーミル ブラック ECG62-1B
- 出版社/メーカー: Melitta (メリタ)
- 発売日: 2016/04/05
- メディア: ホーム&キッチン
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そして、その日のうちにRussell Hobbs (ラッセルホブス) という、これまで聞いたこともないメーカーのコーヒーミルを購入することにしました。
Russell Hobbs(ラッセルホブス)
メーカーサイトの説明には以下のような記述があります。
Russell Hobbs (ラッセルホブス) はイギリス生まれの家電ブランドです。圧倒的人気のクラシックカフェケトルをはじめとし、生活を彩る様々な製品を取り揃えています。
ケトルでピンときました。あの有名なケトルのメーカー、それなら安心できそうです。
もう少し調べてみました。
丸山珈琲がおすすめのコーヒーミルとして販売している
上記の候補に絞っていく過程で、丸山珈琲の公式オンラインストアでこのRussell Hobbs (ラッセルホブス) コーヒーグラインダーが販売されているのを見つけました。
丸山珈琲は、コーヒー好きの人の間では知らない人のいない軽井沢発のコーヒー専門店で、長野や東京の表参道はじめ感度の高いエリアにカフェを出店し、セミナーなども行っている超有名店です。バリスタの日本チャンピオンも輩出していて、その知見は確かだといえます。
丸山珈琲のWebサイトでは、Russell Hobbs (ラッセルホブス) コーヒーグラインダーは下記のように紹介されています。
丸山珈琲おすすめのミル、ラッセルホブスコーヒーグラインダーです。
プロペラ式のミルとしては、粒度のばらつきも少なく、バランスのよい味になります。
通常、プロペラ式のミルでばらつきなく挽くためには、途中、本体を何度か振って粉が均一になるようにしなければなりませんが、この7660JPは、特殊な刃とカップの形状から、豆がカップの中で舞い上がり、本体を振らなくても均一に挽くことができます。
また、ステンレスのカップが外れるので、粉が取り出しやすく、お手入れも簡単です。 *1
スターバックスでもおすすめのコーヒーミルとして販売されている
ドリップコーヒーの味は賛否が別れますが、いまや大企業となったスターバックスジャパンの公式オンラインストアで販売されているというのは、その品質に信頼が置けるという裏付けとしては十分です。
スターバックスにはRussell Hobbs (ラッセルホブス) コーヒーグラインダーは下記のように紹介されています。
高速回転で挽きムラの少ない仕上がり
指一本でスイッチを押すだけの簡単操作。
挽き具合は運転時間で調整できます。独自のカッター刃形状とグラインディングボウル形状により、コーヒー豆を攪拌しながら高速回転で挽くため、挽きムラの少ない仕上がりです。
グラインディングボウルは本体から取り外しが可能なので、コーヒーの粉を出すときやお手入れに便利です。
低価格帯としてはパフォーマンスがいい
上記の丸山珈琲とスターバックスでの紹介文にその特徴が端的にまとまっているのですが、このRussell Hobbs (ラッセルホブス) のコーヒーグラインダーは、5千円以下程度で買える家庭用のコーヒーミルとしては、以下の点においてパフォーマンスが優れています。
- 挽きムラがすくない
- カップが本体から外れる
- とにかくお洒落
1.挽きムラがすくない
プロペラ式のミルはどうしてもその形状から挽きムラが出てしまうのですが、このラッセルホブスは、きちんとした刃で撹拌しているので、挽きムラが少なくなります。
一般的な家庭用のコーヒーミルは、実は刃ではなくプロペラを回転させて砕いているだけなのに対して、このRussell Hobbs (ラッセルホブス) は、プロペラに刃がついているので、豆を細かく裁断しながら挽くことができるというわけです。
実際にコーヒー豆を挽いてみました。
5秒程度だとまだ挽きムラが残りますが、10秒程度回すと、きれいに挽くことができます。
とはいえ、長く回せば大抵のコーヒーミルでも挽きムラをなくすことはできるのですが、Russell Hobbs (ラッセルホブス) のコーヒーミルの特徴であるプロペラの刃の効果で、豆を潰さずにふんわりサラサラに豆が挽けている気がします。
実際にコーヒーを落としてみると、以前使っていた10年物のコーヒーミルと比べて、確実に香りが立っていることが実感できました。
2.カップが本体から外れる
Russell Hobbs (ラッセルホブス)のコーヒーミルは
- ミル本体
- グラインディングボウル
- フタ
この3つに分かれています。
そのため、コーヒー豆を挽いたあとフィルターに粉を入れる際に本体を傾けずに、カップだけ取り外して粉をフィルターに入れることができます。
いままでのコーヒーミルは、本体ごとフィルターのところでひっくり返して粉を入れていたため、粉がこぼれて散らかりやすいのが悩みでした。Russell Hobbs(ラッセルホブス)は本体を動かさないので、粉がこぼれるのを最小限に抑えることができます。挽き加減や静電気などの都合でゼロではありませんが、フタも洗えますし、確実にキッチンを汚すことが少なくなりました。
また、本体を動かす必要が無いということは、電源コードをいちいち挿したり外してしまったりする必要がありません。我が家ではキッチンボードにどかっと鎮座したままです。地味に楽チンで助かりました。
3.とにかくお洒落
コーヒーは、味だけではなく見た目にこだわることも大切です。デザインのいい器具を使えば、作業とも言える毎日のコーヒーを淹れる時間も、テンションが上がり気分良く淹れられますます。
また、コーヒーはお客さんに振る舞うことが多い飲み物だと思います。
そんな時、安売りのコーヒー粉をガサガサやっていたり、チープなコーヒーミルをがたがたやっているよりは、センスの良いコーヒーグラインダーでスマートに豆から挽いて、ハンドドリップで振る舞ったほうが、確実に喜ばれます。
コーヒーは、入れる時間もコーヒータイムだと思っています。
その点、このRussell Hobbs(ラッセルホブス)のデザインは完璧です。
購入してから1ヶ月以上経ちますが、いまだにコーヒータイムのテンションは上昇中です。こと家電に関して、日本製のデザインはほぼ終わっています。性能が良くても、本体及びパッケージデザインで購買意欲をそがれるものばかりです。中にはバルミューダのように頑張っているメーカもあるので、どうにか欧米のデザインに日本製のクオリティをのっけてほしいものです。
ちなみにサイズですが、高さは500mlのペットボトルと同じくらいです。
家にある他のコーヒーミルとも比べてみました。
サイズは一回り大きめ、手に持つと結構ずっしりきます。
ですが、そもそもメリタやカリタのコーヒーミルのように手に持って使うことがないので、置いておけるスペースがあれば十分です。多少の重さは、かえって安定になるのでメリットです。サイズが大きいという口コミもありましたが、使いはじめるとまったく気になりませんでした。
メリタやカリタと比較してデメリットは?
唯一最大のデメリットが、音が大きいことです。
モーターが大きいのかもしれません。けっこう大きい音が出ます。
上の写真に写っている3台を比べてみて、あくまで体感レベルですが5段階で、
比較的新しいカリタが1、10年物のカリタが3、ラッセルホブスが5
という感じです。
気になる人は確実に気になるレベルなので、神経質な人や隣がクレーマーのアパート住まいの人は一考の余地を残す必要があります。
とはいえ、コーヒー豆を引く時間はたったの10秒なので、個人的にはまったく問題ありません。
ラッセルホブスのコーヒーミルでコーヒータイムが楽しくなった
やはり、見た目は重要です。お洒落でテンションが上がるコーヒーミルで、毎日、楽しいコーヒータイムです。