SublimeなLife日記

少しでも素晴らしい生活をおくるために、日々、気になったことを。

初心者向けの坐禅会に参加してきました

年度の変わり目で仕事が忙しかったり、最近読み始めた「禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書)」がきっかけになったりで、以前から念願だった坐禅会に参加をしました。ここ数日、自分なり日本のとおりに真似て座禅を組んでみたりはしていたのですが、やはりきちんと教示を受けなければ、と。

案外、坐禅会はいろいろな場所でやっている

お寺の数は数えられないほどありますが、広く開かれた

ちょっと調べてみると、東京では毎週末どこかしらで坐禅会が行われているようなのですが、たまたま近くで初心者向けの坐禅会が行われているのを見つけられました。

参加者は20人ちょっとくらいだったでしょうか。もっとご年配の方ばかりかと思ったのですが、初心者向けということもあって、案外に2〜30代中心で、女性がほとんどでした。半分くらいが一人で参加されているようでした。

座禅の仕方は知らなくても大丈夫

座禅の入門編ということもあって、講堂での動き方から座禅の作法、それこそ手や足の組み方まで、丁寧に説明してもらいました。一度聴けば、カタチだけは誰でもすぐに身につけられると思います。足を組むのも、大変な人は楽に座ってもかまいませんよ、都のことでした。

警策(きょうさく)の音のみ響く静寂の中、ただ呼吸を整えるのみ

お堂の中はピンと張りつめた空気が流れ、しばらく完全な静寂となります。やがて警策(きょうさく)の音が響いてきます。右肩に合図を受けて、合掌。初めて受ける警策。かわいた音が響きますが、驚くほど痛みはなく、気づきとなります。また合掌をして姿勢を正し、呼吸を整えるのみ。

時間はあっという間に過ぎました。初心者向けの座禅ということで、この日は普段の半分ほどの時間だったようです。普段は線香1本が燃え尽きる40分が基本とのことでした。はじめは途中で辛くならないか、との不安も少しありましたが、終わってみると、まだしばらく座禅を組んでいたい気持ちになりました。

住職の法話を聞いて終了

坐禅会の後は、ご住職の法話を聞いて終了となります。
住職からは、仏教の三毒として有名な貪瞋痴(貪瞋癡とんじんち)のお話からはじまり、大変にありがたい法話をいただきました。自分でも驚くほど素直な気持ちでお話を聞くことができました。心が洗われるとはこういう気持ちのことを言うのかもしれません。

近所で開催されている坐禅会の場所を調べる

坐禅会は、主に曹洞宗と臨済宗の寺院で行われます。

www.sotozen-net.or.jp

www.rinnou.net

これからも定期的に坐禅会に参加して法話を聞いたり、自宅でも時間を見つけて座禅を組んでいきたいと思います。

また、以前に読んで本当に人生が変わった怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)も、あらためて読み返したいと思いました。

 

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)